減塩のすゝめ。
2015年4月。
厚生労働省は「日本人の食事摂取基準」の改定を検討すると発表。
ナトリウム(塩分)について、摂取基準を下げる動きがある。
改定基準は以下の通り。
男性 9.0g ⇒ 8.0g
女性 7.5g ⇒ 7.0g
ちなみに、一日5gが世界基準である。
日本人は、塩分を摂りすぎている傾向がある。
年間で考えると、男性で、差分3g×365=1095g、
つまり、世界基準より、年間1kg以上も摂りすぎている計算になる。
ただ、美味しくないものは食べたくないし。という方に、
美味しく減塩する方法をご紹介します。
味噌汁にヨーグルト。
味噌をいつもの半分にし、その分、無糖のヨーグルトを入れる。
同じ発酵食品なので、意外と違和感なし。
まろやかになります。
お試しあれ。
八方だしを活用。
まず、八方だしの作り方。
水を沸騰させ、
かつおぶしを加えて、火を止める。濾す。
少量のさとう、少量の塩、薄口しょうゆを加える。
以上だ。
お茶のポッドなどに入れて、冷蔵で数日持ちます。
これを料理に使うことで、
調理時に、塩を別途加える必要がなく、
結果的に塩分を抑えることが出来る。
かつおの旨み成分のおかげで、料理もおいしく仕上がります。
例えば、魚を塩焼きにする際に、
塩ではなく、八方だしをかけて、焼き上げます。
炒め物にも。味が足りなければ、塩ではなくコチュジャンなどを少量。
わたしはこれがすき。やっぱチューブ便利。
あるいは、
スパイスを加えると、香りもよくなる上、本格的な味わいに。
カイエンヌペッパー。
これは、サラダにもいい。辛いから、ちょっとだけにしてね。
ガラムマサラは、いい香りすぎて、たまにアロマ感覚で嗅いじゃう。
メーカーによっても、香りは微妙に違う。
わたしは、これ。
お試しあれ。
ちなみに、コチュジャンは手作りもできるらしい。
あ、脱線してる?
いいえ、
スパイスで味に変化をつけることで減塩するのは、
理にかなっているのです!
美味しく、減塩を心掛けましょう!