陶器の使い始めにやるべきコト!器を煮る、穏やかな時間。
陶器を購入したら、
使い始める前に、かならず煮込みましょう。
器を煮るのです。
なぜ陶器を煮るの?
陶器は、吸水性があります。
油分、汁気や香りがしみ込んでしまうのを防ぐ為です。
どうやって陶器を煮るの?
- 米のとぎ汁を入れた鍋に、器を入れます。(器がかぶるくらい)
- 火にかけます。
- 沸騰する手前で弱火にし、15分。
- 火を止めます。時間を置く。
- 鍋から器をあげて、ゆっくり冷まして乾かします。
とぎ汁がなければ、お米をひとつまみ入れて、一緒に煮れば大丈夫。
炊いたご飯でもOKです。
可能であれば、火を止めた後、半日程度時間を置いてください。
沸騰させすぎると、器の破損につながるので、
気を付けましょう。
絶対やらなきゃ、だめ?
これをやるのと、やらないのでは、大違い!
気に入った器を、長く綺麗に使い続ける為には、
手入れも必要なのです。
メンドウかもしれませんが、やった方がいいです。
特に、白い粉引の器を購入した場合は、長めに煮ましょう。
どうしてもどうしてもやれない場合は、
使い始めに、ヨーグルトを陶器に盛りましょう。
多少、シミを抑えてくれるみたいです。
また、ひさしぶりに器を使う場合は、
使う前に、水をサッとかけてから使うと、よいです!
陶器は、使い込むことで風合いが変化するのも、
楽しみのひとつですよね。
せっかく購入したのですから、大事に育てていきましょう!
写真は、益子陶器市で500円で購入した器です。
この形は、
高台に高さがあり、「高杯」(たかつき)というらしいです。
鍵やアクセサリーを置くのにも、よさそうです。
暮らしの器―お気に入りの作家の器に出会える50のショップと陶器市 (Gakken Mook)
- 作者: Soramill
- 出版社/メーカー: 学習研究社
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