映画『イニシエーション・ラブ』観てきました。
連日のプロモーションをTVで見て、
ミーハー心旺盛なオットが興味を示した為、
堤幸彦監督の映画、『イニシエーション・ラブ』を観に行ってきました。
映画館に向かうわたくしたち。・・・ではない。
トリックが隠されているということで、
固唾を呑んで、真剣に観るわたしたち。
80年代の話ということで、
カセットテープやら黒電話やら懐かしいアイテムが次から次へと登場。
そうそう、中学生くらいまでカセットの編集とか、やってたよ~!
しかし松田翔太って、独特の間がうまい。
笑わせてくれる。
ネタばらしはしないで。というお願いが映画の冒頭にあったので
詳しくは書けませんが、
思いがけないラストに一瞬、「え!」と混乱。
きちんと回想してくれたので、ようやく理解。
「回想いらない」という意見もあるみたいだけれど、あれは解説として必要だと思います。
あの回想があったことで、2回は観なくていいな、と思いました。
ちなみに、『イニシエーション・ラブ』とは、
「子供から大人になる為の通過儀礼としての恋愛」という意味らしいです。
ところどころ、いろいろ自分の体験など思い出すこともあり、
感慨深かったです。
普通の恋愛映画として楽しんでも全然よい、と思います。
ちなみに。
トリックが隠されているということで、
この映画を見る前からなんとなく思い出していた、映画があります。
ミステリーやホラーじゃなくて、トリックや謎解きが好きなひとにおすすめしたいのが、
これ。
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出ている俳優さんは、いずれもあまり有名な方ではないのですが、
とにかく脚本がすごくて、絶賛されている作品です。
5人の登場人物がそれぞれの視点で時間軸も縦横に行き来しながら描かれています。
時間軸を少しいじるだけで、実に見事にぴたっとパズルがはまっていく。
練りに練られている、すごい脚本。
背景にちらっと出てくる人物の動きすら、物語の本筋に関わっているという。
興味のある方は、ぜひ一度観てみて下さい!